ウォーターサーバー引越し完全マニュアル/引越し前と引越し後の作業内容と注意点
メーカー公式サイトに引越し時の手順が記載されていますが、正直な話しちょっと分かりづらいですよね。
この記事では、ウォーターサーバーの引越し作業内容についてパターン別に紹介します。
- 引越し先でも使う場合
- 引越しを期に解約する場合
- 引越し先では別ウォーターサーバーを使う場合
上記、3つのパターン別に注意事項と段取りについて説明しますのでご利用の参考にしてください。
引越し前のウォーターサーバー確認事項
現ウォーターサーバー使い続ける・解約する・別サーバーを契約する
既に決まっているかと思いますが、引越し時におけるウォーターサーバーは3パターンです。
- 引越し先でも同じウォーターサーバーを使う場合
- 引越しを機会に解約する場合
- 引越しを機会に別のウォーターサーバーに乗り換える場合
改めてどの方法でウォーターサーバーと向き合うのか確認してください。
ウォーターサーバーの対応エリア
引越しを機会に解約する場合は不要ですが、ウォーターサーバーを利用する上で必ず初めに確認すべき内容が『対応エリア』になります。
基本的に大半のウォーターサーバーは沖縄や離島を除く全国展開しておりますので、特別心配不要ですが特定の地域へしか配達を行っていないメーカーもまだまだあります。
例えば、少量利用者向けに人気の高いスノーアルプスは本州在住者のみ。
沖縄へのウォーターサーバー配達は2024年10月現在アクアクララしか行っておりません。
- 引越し先への送料
- そもそも引越し先に宅配可能なのか
宅配状況・送料についてはメーカー公式サイトに記載されています。
自分で運ぶのか・引越し業者に依頼するのか
自宅の家具同様に現在利用中のウォーターサーバーを新居に運ぶ方法を考えないといけません。
- 自分で車を運転して運ぶ
- 引越し業者に運んでもらう
ちなみに、この先で後述していますがウォーターサーバーを運ぶ際は、一度タンク内のお水を廃棄(水抜き)した状態で運ばないと故障してしまう可能性大です。
プレミアムウォーター・コスモウォーター限定の運び方
- 割引優待サービス
- 補償サービス
- 引越しサービス
- トラブル駆けつけサポート
- 破損・故障補償
- 引越しサービス
- 被災お見舞い
あまり知られていませんが、プレミアムウォーター・コスモウォーターには複数の補償を行ってくれる月額サービスがあり、こちらのサービス内容の一つに『引越し時にサーバーの引取り&新しいサーバーを新居へ配達』があります。
こちらの月額補償サービスはいくつか注意点・デメリットがありますが、新居へ運んでくれる点に加えて、通常5,000円〜20,000円程する整備済みサーバー交換が無料になるのはとっても魅力的!
下の一覧表は、プレミアムウォーター・コスモウォーターの通常時のサーバー交換料金です。
[su_tabs class=”my-custom-tabs”]
[su_tab title=”プレミアムウォーター”][プレミアムウォーター・サーバー交換料金]
[/su_tab]
[su_tab title=”コスモウォーター”][コスモウォーター・サーバー交換料金]
[/su_tab]
[/su_tabs]
仮にプレミアムウォーター・コスモウォーターを利用中なら、是非こちらの補償サービスに加入した後に引越しの手続きを開始してください。
その他細かい補償内容とちょっとした注意点については、下の関連記事を参考にしてください。
引っ越し業者のウォーターサーバー運搬対応
- 有名引越し業者5社に連絡
- 内容:運送・補償・補償に対しての追加料金
内容 | アリさんマークの引越社 | サカイ引越しセンター | アーク引越しセンター | アート引越しセンター | 日通 |
---|---|---|---|---|---|
運送 | |||||
補償 | ー | ー | ー | ||
補償料金 | 費用込 | あんしん補償パック 1,080円 |
ー | ー | ー |
大手引越し業者に連絡した所、全ての業者が新居へのウォーターサーバー配達可能でした。
ただ、補償に関しては各社バラバラ。
仮に上記以外の引越し業者にお願いする場合は、以下の内容を確認してください。
- ウォーターサーバーを運んでもらえるのか
- 仮に故障した場合の補償内容は
- 追加料金はあるのか
- 新居へはどこまで運んでもらえるのか
引越し先でも現ウォーターサーバーを使う場合
それでは、まず初めに今まで使っていたウォーターサーバーを新居でも継続して使う時の手順を詳しく紹介します。
メーカーに引越し先住所を伝える
どのメーカー・種類問わずまずはお使いのウォーターサーバーメーカーに登録住所の変更を伝えます。
電話連絡・WEマイページ等から住所変更を行い、新居にお水を宅配してもらえるように手配しましょう。
運ぶ前日までに水抜き作業を行う
詳しい方法は、
で紹介していますが基本的な作業工程はこんな感じです。- STEP1コンセントを抜き6時間程放置
背面のスイッチをOFFにしてプラグをコンセントから抜きます。
- STEP2ボトルを外す
ボトルを外します。
サーバーがないと基本的に使い道がなくなる為、出来れば水抜き作業を行う前に全てのお水を消費したほうが経済的ですね。
黄色のキャップを忘れずに装着させてください。
- STEP3冷水・温水コックから水を出す
今までの通り冷水・温水コックからお水が出なくなるまで出し切ります。
ロックピンを忘れずに装着しておきましょう。
- STEP4背面排水キャップを開けて排水
最低でも6時間程放置した後に、背面の排水キャップを開けて排水しましょう。
※排水量が不明な為小鍋を準備してください。
- STEP5排水キャップを締めて軽く掃除
先程外した排水キャップを再度装着・除菌スプレー等で軽くキレイにしましょう。
- STEP6水抜き作業完了
終了後は、サーバーマシーンを玄関先まで移動させておくと当日バタバタせずにすみます。
排水コックの位置は利用サーバーによって違います。
初めてウォーターサーバーが届いた時に同封の取扱説明書に文字だけですが手順の記載があります。
上の作業内容は参考程度にしてもらい、取扱説明書の内容を優先してください。
新居にて設置作業開始
サーバーが新居に到着次第、設置作業を行います。
一部メーカーは初回時に有料設置サービスを提供していますが、引越し後の設置サービスは無料有料問わず2024年10月現在どのメーカーも行っておりません。
初回時と同じようにウォーターサーバーマシーンの設置を行い、今まで通りウォーターサーバーのあるちょっと便利な暮らしを堪能してください。
引越しを機会に解約する場合
続いては、引越しを機会にウォーターサーバーを解約・当面の内は新居でウォーターサーバーを使う予定がない方向けの内容です。
新居でも今まで通りウォーターサーバーを使う方と比べると、行う作業はとっても簡単!
- 契約内容を確認
- 解約の連絡を行う
- 水抜き作業
- 業者にサーバーを渡す
- 解約完了
解約料金を確認する
ご存知かと思いますが、大半のウォーターサーバーには最低利用期間(最低継続期間)が設定されており、この期間未満で解約してしまうと高額な解約料金を払う必要があります。
例としてプレミアムウォーターの解約料金を紹介すると、以下のように2年 or 3年未満の解約だと10,000円〜20,000円の支払い義務が生じます。
[早期解約料金・プレミアムウォーター]
メーカーに連絡して解約の手続き
後はメーカーに電話連絡し、解約の手続きに移行してください。
実際に私達が解約する時に行う作業は、以下2点のみ。
- サーバー引取日を決める
- 前日までにサーバーの水抜きを行う
サーバー引取日に業者へサーバーを返却して解約完了です。
別ウォーターサーバーを新居で使う場合
正直一番ややこしいのが、こちらの別ウォーターサーバーを新居で使う場合。
つまり、現ウォーターサーバーを解約して別メーカーサーバーを新居で使用したい方向けの内容です。
解約料金を確認する
まずは契約内容の確認を行います。
仮に最低利用期間以上ウォーターサーバーを使っていた場合は、この先で紹介する乗り換えの手続きを行う必要ありません。
- 契約内容を確認
- 今あるウォーターサーバーを解約
- 新しいウォーターサーバーを契約
- 契約内容を確認
- キャッシュバック適用サーバーを契約
- 今あるウォーターサーバーを解約
- 今あるウォーターサーバーを返却
- 新居に新しいウォーターサーバーが届く
長年利用しており、最低利用期間以上使っていて解約料金が必要ない場合は、先程紹介した『引越しを機会に解約する場合』を確認していただき、使う予定のウォーターサーバー公式サイトから新居に届くように契約してください。
乗り換えの手続き開始
- 今ウォーターサーバーの最低利用期間が残っている
- 今ウォーターサーバーを解約して新しいメーカーサーバーを使いたい
(A社がB社の解約料金を支払ったあなたに一部 or 全額支払う)
具体的なキャッシュバック金額は以下の通りです。
[【まとめ】乗り換えキャンペーン]
このキャッシュバックを上手に活用すると、最低利用期間未満でも別のウォーターサーバーに無料で乗り換えることが可能!
冒頭でも紹介していますが、より詳しい手順・方法は下の関連記事を参考にしてください。
ウォーターサーバー引越し時の共通注意点
タンク内の水を空にしてから運ぶ/水抜き
引越し時におけるウォーターサーバーを3つ紹介し、それぞれ作業内容が違ったかと思いますが、どの方法でもタンク内部の水抜きは必要な作業。
そんな水抜き作業の注意点は、主に2つだけです。
- 電源を抜いてから最低6時間放置
- 排水キャップを抜く時は小鍋を用意
体感してる通り、ウォーターサーバーの保温機能は優秀な為、電源を抜いても数時間程度だと冷めきれません。
取扱説明書では『2時間〜4時間程放置』と記載されてるケースが多いのですが、当サイト:水LOVEでは火傷の危険性がほぼ無くなる6時間放置を推奨しています。
サーバーを運ぶ時は立てたまま/傾けない
サーバーを運ぶ時は既に水抜き作業が完了した後ですが、傾けた状態で運び仮にお水が内部に残っていると故障の原因に繋がりかねません。
ウォーターサーバーは横向きに運ぶのではなく『縦向き』で運びましょう。
軽く伝えてあげると安心ですね。
さいごに
少々長くなってしまいましたが『ウォーターサーバーを今度どうするのか』によってやるべき内容が大きく変わります。
この記事を通じてストレスのない引越しのお手伝いが出来れば嬉しいです(^^)
フレシャスの住所は東京の中央銀座ビルに返却ですかね?